2013年04月06日

Inspiration3‐18

昨日はレッスン日でした。皆さん独奏曲に挑戦されて
います。アンサンブルと違い、しっかりとした
テクニックと音楽性がないと聴けません(笑)。
なるようにはならないのが独奏曲だと思います。
合奏曲だけをやってきた方にはわからない事だらけ
ですよね。頑張って解説していこうと思います。

【小節番号・40・41】
38小節めと40小節めは同じです。38小節めを
訂正お願いします。ちなみに2拍3連が上がる時
(38と40)はFに♯がつき、下がる時(40と41)には
♯はつきません。楽譜どおりでお願いします。
41小節めのハーモニックスは7小節めを参考に
4弦7フレットでGの音を、3弦7フレットでDの音を、
フェルマータの音は2弦と1弦の5フレットを使って
音を出します。これを繰り返し練習していると
トムクルーズになった気持ちになりませんか?(笑)
決してそれをイメージした訳ではないのですが、
出来上がったものを聴いて笑ってしまいました。

つづく
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2013年04月05日

Inspiration3‐17

いよいよ4月のコンサートが近づいてきました。
前回はマンドチェロのいろんな奏法を解説
しながらのコンサートでしたが、今回はマンドリン
全般についてのワークショップです。私が今まで
見てきたマンドリン、そして未来のマンドリン(?)
のお話をしたいと思っています。もちろん
この曲についても少し触れたいと思っています。

【小節番号・38・39】
中間部分で曲に変化をつけました。これまで
使ってきた2拍3連符と16分音符の混ざったリズム
との対比、いや対決かも(笑)。ここでの2拍3連は
優しいイメージ、これに対してヤンチャな16分音符を
返していきます。とくに39小節めのフェルマータは
かなりヤンチャに表現して下さいね(笑)。
そしてフェルマータは曲を止めないようにしっかり
動きます。決してその場に留まるのではなく
時間の流れをお客様に感じて頂けるよう練習して下さい。

つづく
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2013年04月04日

Inspiration3‐16

1ヶ月で終わらせたいと始めた解説ですが、
なかなかのボリュームと私の出張の多さで
前に進みません。大変申し訳ありません。
楽器を持って旅に出るしかないですね(笑)。
そう言えばキャンパスライブのリクエストが
来てました。思いきって皆さんに会いに行きたい
ですが、すっかりオジサンになっているので
皆さんの夢を壊してしまうかも…(苦笑)。

【小節番号・36】
この小節はアルペジオという奏法が出てきます。
マンドリンを始めた頃に先輩より滑走アルペジオと
教えられ、アルマジロのような動物が坂を転げて
逃げる絵を想像をしたのは内緒でお願いします(笑)。
学生時代に教えてもらった奏法解説は「円を描く
ように滑らかに奏でる」でした。しかし私は違う
奏法をお進めしています。滑らすように弾くと
弦まで滑ってリズムやテンポが乱れる可能性があります。
なので私は弦でしっかり止めるやり方(アポヤンド)を
しています。指先に伝わる震動でテンポをとっていきます。
この説明は生徒さんにいつも言っている事なので
これを読んでまたうんざりでしょうね(苦笑)。
小節の最後、B(シ)の音はトレモロになります。

【小節番号・37】
メロディが1弦から2弦へとまたぎますので、
切れないように気を付けて下さい。3拍めの
トレモロは4と3の指を使い、コード押さえている
1と2の指がぶれて音が消えないように注意します。
音を弱めるのもお忘れなく!さていよいよ
中盤のミッションに入ります〜

つづく
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2013年04月02日

Inspiration3‐15

最近はマンドリンやマンドラを弾く機会が多いのですが、
マンドチェロのような低音が出ないのでなんか調子が
出ません(笑)。マンドチェロの低音(4弦)は芸術的に
問題があると言われてしまいますが(マンドラもそうですね)、
私は面白いと思っています。バイオリン属と比較する
のではなくマンドチェロ(マンドラ)としての使用法
(演奏法)を考えれば、もっと魅力的な楽器になると
思います。そんな熱い想いを解説に込めて…(笑)。

【小節番号・34・35】
ここの奏法は今まで説明した通りなので、指の
位置だけ書いておきます。7フレットを1の指で
セイハして1弦F(ファ)の音を2の指で押さえます。
次の3拍めの音も2の指を使うとスラーがかけやすく
なります。同様に35小節めの頭のE(ミ)の音は
4の指で押さえておくと3拍めの音へと繋げやすく
なると思います。あくまで参考までに!さて
デュオ奏法をしながらメロディを弾いていると
伴奏(あるいはメロディ)に必死になって、弾く
こと(音を出すこと)だけになっていませんか?
こんな時はメロディと伴奏を別々に弾いてみるのが
一番です。奏法にとらわれず、自分の弾きたい
演奏を再確認できます。ぜひお試しを!

つづく
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2013年03月24日

Inspiration3‐14

昨日は4月の予告(宣伝)で一足先に「白い日」を演奏してきました。
クラシック的に言えば初演?おやじバンド的な曲なので(笑)、
ぜひ一般の方に聴いてもらいたいと思っています。マンドリンや
マンドラをライブハウスや路上で演奏されている方はぜひ
レパートリーに加えて下さい。あなたの熱い想いを伝える
お手伝いができると思います。さて今年になってマンドリンの
独奏曲をいくつか作っています。まだ公開していない作品も
ありますが、初演が終わり次第リリースさせて頂きますので
お楽しみに!マンドラも独奏楽器として優れている事が
認められつつあると思います。これからドラの独奏曲も
増やしていきたいと思っています。ついでに予告させて
もらいますが、幻となっているディドリームの第二弾を
企画しています。編成はマンドリン・マンドラ・マンドロンチェロ、
マンドリン経験歴2〜3年くらいの方を対象にした曲集に
できればと考えてます。楽譜はピースにしますのでお好きな
曲を見つけて下さいね。頑張ります!さてマンドロンチェロ…

【小節番号・33】
5フレットセイハします。コードはFmaj7…コードのお話は
以前開催したマンドロンチェロ研究会で触れましたが
覚えておいて損はないです。歌本持って弾き語りが
できるようになります(笑)。さて押さえ方ですが、
1の指(人差し指)で4弦と3弦をセイハして、3の指で2弦、
4の指で1弦となります。1・2・3の指を使う方も
いらっしゃいますが、私は6フレットが空いているので
2の指をフリーにしておきます。このフリーの指が
次なるコードへの展開にたいへん効果的です。
話が長くなるのでコードと押さえの話はまた研究会で(?)
続いて3拍めからですが、ここは1弦から4の指と2の指(あるいは1)
と開放、チャッというノイズを入れて(×印)、4・3・1、
最後の音もそのまま、4・3・1でずらします。
あくまで私の指使いですが、参考にして下さい。
3拍めからのクレッシェンドで34小節めに登ります。

つづく
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2013年03月23日

Inspiration3‐13

ご心配をおかけ致しました。日々の行動範囲が広がりつつも
何とか元気でやっています。今日は門司港でプロモーションライブ♪
そして来月はいよいよ「さくら日和」〜桜色のコンサートです。
コンサートの詳細はまた後日にご案内させて頂くとして、
まずは「Inspiration3」奏法解説を続けさせて頂きます。

【小節番号・31・32】
メロディをトレモロしながら低音をピッキングする
動きはマスターできましたでしょうか?トレモロの
回転数を変化させないよう練習して下さいね。
一拍めと二拍めは5フレットセイハして2弦での
トレモロです。三拍めは4フレットセイハから5、
そして最後は1、2、3弦を使う方が次の小節に
スムーズに入れると思います。32小節めは
30と同じように弾きますが、少し裏テクニックを
ご紹介!二拍三連と16分音符の混ざったリズムの
違いを出す為に、ピッキングの時にダウンアップを
工夫する事は以前ご紹介したと思いますが、トレモロの
場合も二拍三連符の音の出し始めはダウンから
(3つ音符全て)、16分音符の混ざったリズムは2つめの
音を(16分を意識して)アップからトレモロ入れます。
いかがでしょうか?違いが出ましたか。わからない場合は
ライブにいらっしゃって生演奏をご覧下さい(笑)。
つづく
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2013年02月21日

Inspiration3‐12

トレモロでメロデイを弾き、同時に伴奏音を入れます。
まるで二人で弾いているかのような音が聴こえます。
以前、楽器に仕掛けがされていると思われた方が
いらっしゃいました(笑)。またある先生が
「ちっちゃいおっちゃんが隠れてるんやで」と
説明されたのが、今でも私はツボです。さてその
マンドリン属ならではの特長である仕掛けを
解説していきましょう!

【小節番号・30】
1拍めと2拍めはAmのコードで、そのコードを押さえた
まま演奏をします(1の指で2フレットセイハ、2で1弦)。
まず3弦(ラ)をダウンピッキング、そして1弦(ド)を
アップで弾き、そのままダウンアップをします。
全てのピッキングを音階で順番に書くと…

(3弦)ラ(1弦)ドドド(2弦)ミ(1弦)ドドド(3弦)ラ(1弦)ドドド

これをダウンアップで交互に弾きます。トレモロは
ピッキングの集合体ですから、そのひとつを
伴奏(この場合低音)に回すのです。早く弾くと
トレモロを続けているかのように聴こえます。
マンドリン属が複弦である事の大きなメリットですね。
さて3拍めは低音が重音になっていますので
今度は3弦2弦1弦を全てダウンで弾き、レの音を
なに食わぬ顔でトレモロします(笑)。重音を
鳴らす時は、読んで字の如く音を重ねるように
同時に鳴らさずに少しずらすと綺麗に響きますよ。

つづく
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2013年02月20日

Inspiration3‐11

ここで説明している指の使い方は参考程度にして
下さいね。人によって手の大きさ、指の長さは違います。
なので自分にあった指使いを考えてみて下さい。
それも個性で音楽に大きく関わってくると思います。
ただ真似も大切です。歌手の物まねをするタレントさんは
歌もうまいです。演奏も同じです!

【小節番号・27】
合奏だけをやってきた方にとって、重音の楽譜は
見るだけでめまいがしますよね(笑)。ギターの方は
当たり前のように重音からさっと押さえを探し
当てます。重音(コード)に慣れていきましょう!
1拍めは7フレットセイハで4の指だけを動かせて
2拍3連。最後の音はスタカートを効かせて
次(3拍めから)の16分音符をこそっと(弱く)弾きます。
こそっと!と言いましてもはっきりと音が
わかるようにしっかり練習しましょう〜
ドとファ以外は全てフラットです。指使いは
アップから2弦を124、1弦を1241でどうでしょうか?

【小節番号・28】
3弦開放(ソ)、2弦1の指、1弦3の指から、10フレットを
3弦から123と押さえ、また最初に戻ります。
3拍めからは3弦は開放音なので×のところでしっかり
消音して下さい。クレッシェンドして17小節へ戻ります。
17から28はこの曲を爽やかに感じさせる(笑)大切な
部分です。繰返し練習しましょう♪

【小節番号・29】
1拍め2拍めは一番カッコと同じなので省きます。
3拍めは3弦1の指、2弦2の指を押さえたままで
3の指0(開放)4の指で3連符を弾きます。2の指を外すと
(開放音)4拍めになります。1の指はずっと押さえた
ままになります。さて次はいよいよマンドリン属の
大きな特長であるデュオ奏法です。ここから
一気にハードルが上がりますよ〜(笑)。ここまでを
早くマスターしておいて下さいね♪

つづく
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2013年02月19日

Inspiration3‐10

解説シリーズも10回目!なかなか前に進みませんね。
まあその分これを読んで練習されている方はゆっくり
マスターして暗譜もして下さいね。独奏曲の場合、
楽譜がないと弾けないのは自分のものになっていない
と思ってしまいます。自分のものでなくても演奏は
できますが、暗譜で弾いている奏者と比べると…。
さあ〜頑張りましょう♪

【小節番号・25】
ここは低音をしっかり聴きながら演奏して下さい。
まず4弦(ミ)を2の指で押さえ、残った指(3、4、0)で
16分を弾きます。2の指は離さないで下さいね。
同様に2拍めも3弦(ソ♯)を1の指で押さえ、そのままで
8分音符ふたつをダウンピッキングします。16分音符なら
ダウンアップですが、この曲のテンポなら8分は
ダウンです。何でもかんでもダウンアップしてしまう
奏者を見る事があります。リズミカルな作品は
腕の動きがとても大切だと私は考えています。
それにダウンピッキングの方が力のコントロールが
容易で結果表情をつけやすいです。さて3拍めは、
1の指で3弦2弦の2フレットをセイハし、3弦を弾いた後
裏の音ミ(1の指)からファ(2の指)ソ(4の指)と続けます。
4拍めは3弦2弦開放音なのでホッとしますね(笑)。

【小節番号・26】
こちらも25小節めと同様に低音の音を残す事に
気を付けて(指を離さず)演奏して下さい。
指使いは4弦3の指(ファ)2弦1の指(ファ)2弦4の指(ソ)
1弦開放音(ラ)、2拍めは321弦を123の指で
裏の音(ド)は全ての指を離さずに4の指を使います。
3拍め4拍めはもうおわかりですよね?同様に指を
残して低音を消音しないようにします。25小節
26小節と音が上昇していきますが、27小節に向けて
盛り上げて下さい。その為には1番カッコの
デクレッシェンドは重要ですよね。

つづく
posted by jiji_music at 21:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 奏法解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月18日

Inspiration3‐9

マンドロンチェロ独奏曲「大いなる海」の合奏版を
5月26日に宮崎にて演奏予定です。その練習を11日から
14日まで、1日休んでさらに16日にもやりました。
練習場所はもちろん、演奏団体が日によって違ったので
なかなか面白いものでした。大いなる海三昧、
海鮮丼を食べた気分です(笑)。これまでマンドロン
チェロ独奏曲からできたマンドリン合奏曲は
プロムナード4や7などがあります。今回解説している
曲もいつか合奏になるかもしれませんね!?
では解説を続けてまいりますが、ここまではマスター
できましたでしょうか?テンポを落としてじっくり
取り組んで下さいね。※現在メールを見れていません。
ご質問されている方がいらっしゃったら、もう少し
お待ち下さいますようお願い致します。

【小節番号・23】
1拍2拍めは19小節と同じなので説明を省き、3拍めから。
まず1の指で10フレットをセイハし弾き下ろして×
(チャッ!という音、あるいは休符)、そのセイハのまま
3の指でラを押さえてストローク、4拍めの16分音符は
3(アップで)・2・1と指を下ろしていきます。
カタカナ音で表現すると「ジャン、クチャ〜、ラ。
ジャン、クチャ〜ラララ」…ついに解説が意味不明に
なってしまいました(笑)。しかしこの擬音が理解
できる方は私のいイメージに近い演奏をされている
方だと思います。続いて1番カッコに突入します。

【小節番号・24】
高音の16分音符はダウンアップで2つセットで弾いて
いくと、低音の動きがきっちりでると思います。
音符の長さに注意し、高音部は休符をしっかりとって
メリハリをつけて下さい。問題はその後の3連符ですよね。
押さえは4弦を2の指、3弦を1、2弦を3。その指を
離さないまま3と4の指で3拍めをダウンアップで弾きます。
(指の短い方は1弦開放音を使ってもいいですね)
3連符をダウンアップで弾くと4拍めの3弦開放音(ソ)は
アップになるのでピックが3弦に2回当たらないように
練習して下さいね。ここはデクレッシェンドなので
腕の振りやピックの握りも力を抜いてやってみて下さい。

つづく
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2013年02月11日

Inspiration3‐8

ライブ終わりました〜昨夜は打ち上げで酔ってしまい、
解説をお休みさせて頂きました。今回演奏させて頂いた
ショッピングセンターのチラシに私の顔が載っていて
驚きました!広告チラシに人生初登場です(笑)。

【小節番号・19】
まず指番号です。低音(4弦)から0134、×、0234、0134、
3拍め…0234、×、0231、0134。4弦はずっと解放音なので
消音に気をつけ、3の指はずっと2弦(ド)を押さえっぱなし、
1と2あるいは4と1の指の入れ換えが練習課題です。
重音の押さえが苦手な方は重音スケールを練習して
複数の指を同時に動かす練習をして下さいね。
※重音スケールはまたの機会に説明させて頂きます。

【小節番号・20】
17小節から19小節までかっこ良く弾けましたか?
この20小節までがひとフレーズ、頑張っていきましょう!
まず押さえ(指番号)から。5フレットセイハで
1134、2131、1134(2拍3連)を続いて3拍めから
013(あるいは4)、×、021、16分音符は124と上がります。
ここも3弦解放音をしっかり消音したいものです。

【小節番号・21・22】
ここは17小節と18小節めと同じなので省略させて頂きます。
まだまだ先が長いですね。挫折していませんか?(苦笑)
弾けないのには必ず理由があります。私までメールを
頂ければ、できるだけわかりやすく補足説明を
致しますが、見ないとわからない問題点もあります。
一番良いのは近くにいらっしゃるマンドリンの先生に
見てもらうと弾けない理由はすぐにわかります。
ひとりでやってダメな場合は勇気を出して人に聞く
というのも早く上達できる方法です。私の経験ですが、
自分ひとりで悩んでも遠回りです(笑)。

つづく
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2013年02月09日

Inspiration3‐7

曲はどうやって作るのですか?と質問をされる事が
よくあります。作り手によって様々だと思うのですが、
私の場合は頭の中で鳴っているんです。一般的には
音楽の神様がついていると言いますよね(笑)。
その神様から与えてもらえる曲はいつも素敵な曲
(私にとって)なんですが、私自身の力不足で
その音楽を楽譜に正確に書き留める事ができません。
いつも「ようなもの」になります…神様ごめんなさい。
ただ演奏者によって曲本来の姿に近づく事があります。
皆様のそんな演奏を期待しています!

【小節番号・17】
まず最初の押さえは1弦を4の指、2弦を2の指、3弦4弦解放。
ここも1拍2拍(3連符)と3拍4拍の掛け合いになっています。
これまでの部分もそうなんですが、1小節を大きく2拍で
とると、リズムもとりやすいですし、スケールの
大きな曲になると思います。4弦を使って低音で3つ
(指は解放ドを2つと1の指でミ)弾き、3拍めのFコードは
5フレットセイハ(1の指)で2弦(ラ)3の指に1弦(ファ)4の指。
音の変わりは(ファ〜レ)4の指からセイハした1の指を
使います。ピッキング方法は「小節番号・4」を
参考にして下さい。ただ最後の音の長さが
長いですので勘違いのないようにして下さい。
力強く(mf)2分音符の響きも大切に、爽やかで広大な
(北海道の牧場のような)イメージで演奏してみて下さい。
うん?これは初演を担当した北海道からやって来た
爽やかな青年がモデルになっているのだろうか?(笑)

【小節番号・18】
今度は低音の動きが少し変わります。解放音(ド)の
後のミとファは1の指をずらすとよいでしょう。
3拍めからは1と3(あるいは4)の指を使って
2弦と1弦の動きをかっこ良く捕まえて下さい。

つづく
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2013年02月08日

Inspiration3‐6

うむ?このペースでは今月中に終わりませんね…
てな訳で、焦らずにじっくりマスターして下さいね。
学生さんに多いんだけど、早く弾けるようになりたい
気持ちが強く、テンポを落としてじっくり練習する
ことなく、通し練習を中心にやってしまうケースが
あります。何回やっても荒い所はそのままになって
しまい、曲が通った達成感で曲を攻略したような気に
なってしまいます。そんな方は曲を覚えれなくて
楽譜を見てのプレイになっているようです。
今回は1小節1小節、積み上げていくつもりでやって
みませんか?って私のペースの遅さをフォロー?(笑)。

【小節番号・13・14】
前の小節まではmfでしたので、この小節に入ったら
急に弱くして(mp)クレッシェンドを効かせて下さい。
まず最初の押さえは、2フレットを1の指でセイハして
Dm7を作ります。指の配置は4弦(レ)と3弦(ラ)は1の指、
2弦(ファ)は2の指、1弦は3の指がいいでしょう。
うまく音が出ない方は(力の弱い方は)、2の指を
1の指の上にのせてセーハをフォローし、3と4の指で
2弦と1弦を押さえてもいいです。そしてコードを
ジャ〜ンと鳴らします。1拍めは流しぎみに(粘っこく)、
3拍めはさらっとすると2拍3連符とそうでない違いも
強調できると思います。さてその2拍3連符ですが、
ひとつの長さが約0.67(2÷3)です。3拍めからは
0.5、0.25、0.75、そして最後の8分が0.5で合計2拍に
なります。この違いを表現したいものです。とは言え
速いテンポの中では難しいものです。そこで
3拍めからの0.75の長さが0.67より長いという事を
腕の振りによって表現します。2拍3連符のダウンピッキング
3つに対して、3拍めからはダウン・ダウン・アップ・
(空振りのダウンアップ)・ダウンとします。
空振り部分が0.75の部分です。まあ空振りしなくても
この長さを意識してみて下さい。…なんだか複雑になって
きましたね。私、工学部出身なものですから(苦笑)。
さて押さえに戻ります。3拍めからのEm7は1拍めと同じ
押さえで4フレットセイハ、14小節め1拍めのFmaj7は
5フレットセイハで2弦(ラ)3の指、1弦(レ)4の指、
3拍めのFmはそのまま5フレットセイハで2弦(ラ♭)は2の指、
1弦(ファ)は4の指になります。音の上昇とともに気分も
上げていって下さいね。14小節めの最後の音(ド)は
押さえをそのままに1の指を浮かせます。この時に
高い音の響きが消えないよう心がけて下さい。実際3弦は
消えてしまうのですが、まあ4弦と同じ音なので
聴き手にはわかりゃあしません(笑)。

【小節番号・15・16】
ここは7小節めからと同じで、17小節に向けて
走り出すエネルギーをためている所です。
さて次からいよいよ歌が始まります。えっ?ここまで
イントロ?(笑)。…つづく
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2013年02月07日

Inspiration3‐5

弦番号や指番号について説明しておきます。
1弦はA線(一番高い音)、そこから低い音に向かって
2弦(D線)、3弦(G線)、4弦(C線)。楽譜では
数字に○をつけています。指番号は左手の
人差し指が1、中指が2、薬指が3、小指が4、
解放の場合は0としています。では今日も頑張ります!

【小節番号・11】
まず1の指でファの音を、同時に3の指でソの音を
押さえます。この押さえは2拍めの最後まで続けます。
ここも4弦3弦と2弦のダウンアップ交互のピッキングです。
2の指を使って2拍めのシを押さえます。3拍めは
3弦解放音(ソ)を鳴らしている間に2弦 で16分を、
4拍め解放音(レ)を鳴らしている間に4弦ファの音を
ピッキングします。

【小節番号・12】
11小節めと同様に、1の指でミを音を3の指で
ソの音を押さえ、2の指で2拍めのドの音を出します。
そして4弦解放音(ド)を鳴らしている間に16分を
4拍めミの音を2の指に変えて裏の音(ド♯)を1の指で
弾きます。全てピッキングではありますが、
音符の長さ分しっかり音を伸ばして下さい。
そして機械ように正確に、言い換えればここは
人間味のない(?)演奏にしておくと後から出る
人間くさい部分の高揚感が生かされると思います。

つづく
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2013年02月06日

Inspiration3‐4

課題曲というのを意識したのか、私らしくない
教則本みたいなフレーズがこれより出てきます(笑)。
これまでいろんな奏法を自分で考え出してきた
と思っていましたが、実は過去のマンドリンの
達人(カラーチェさんやオデルさん)が既に
考え出していた事だったんですよね。今思うと
勉強不足で恥ずかしいです。しかしこの遠回りが
私の財産だと思うようにしています。それで
独奏曲を書けているのですから…。続けます。

【小節番号・9】
曲冒頭の再現になりますが、今度はしっかりと
曲を進行していきます。二拍めの裏(レ)を解放音にして
その隙に9フレットへと指を移動させます。
3拍めからのミドソは重音で音を残して下さい。
ミは1の指で3弦、ドは2の指で2弦、4拍めソの音は
3の指で1弦を押さえます。そして4拍め最後の低音
(ド)をピッキングします。

【小節番号・10】
最初のラの音は、2あるいは3の指で押さえ、
1の指で10フレットの2弦3弦をセイハします(4弦解放)。
その状態で1弦から4弦までアップでピッキングすると
まず1拍めが弾けます。その和音を残したまま、
2拍めの低音(ド)をダウンでピッキングします。
この時にピックが1本1本の弦をとらえるように
(弦でピックが止まるように)メトロノームを
使って練習して下さい。これを繰り返し練習していると、
ピックと弦が当たる振動を指先で感じ、拍(リズム)を
耳ではなく指先で確認できるようになります。
しっかり練習して下さいね。2拍の裏の音(ミ)は
ダウンピッキング、1の指をずらしてもいいでしょう。
3拍め最初の音(レ)は3弦を使い、その次は2弦解放。
3弦と2弦をダウンアップで交互に弾いていきます。

つづく
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2013年02月05日

Inspiration3‐3

走り出したい気持ちが高まり(mpからのクレッシェンド)
7小節めに突入するが、はたしてその7小節めに何が?

【小節番号・7】
mfくらいから、この小節に入ったら急にmpに落とします。
走り出すエネルギーをためている部分です。
馬が走り出す前に蹄で地面を擦っているような…
車を急発進させタイヤを空回りさせているような…
とにかく(笑)、9小節めへの前ふりの小節です。
またここはHar.(ハーモニクス)のテクニックが必要です。
まず4弦・7フレットに軽く指を触れ、ブリッヂ寄りで
ピッキングします。この時に指はフレット(金具)の
真上です。通常押さえているフレットとフレットの
間ではありませんので注意して下さいね。それから
弦を押さえずに「触れる」です。弦を押さえたり
ピッキングで引っ張ると音は出にくいです。
それでもチェロの4弦Har.は出にくく、カラカラと
まさに空回りのような音になります(苦笑)。
2拍めは4弦から3弦にダウンアップで移動して
2弦1弦の5フレットを使い、裏のHar.音を出します。
できれば3拍めの時もこの2弦1弦の音は残して
おきたいものです。4拍めの休符はしっかりとって
次のHar.音を際立たせて下さい。最後の音は
2拍めの同じ音がダウンなので、揃えてダウンの方が
バランスがいいと思います。

【小節番号・8】
この小節も7小節めと同じですが、最後の音が実音に
なります。アクセントをつけて勢いよく9小節めに
入りましょう。16分休符をしっかりとると
勢いがつきます。慌てないで下さいね!

つづく
posted by jiji_music at 21:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 奏法解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月04日

Inspiration3‐2

楽器を持ってパソコン(携帯電話)の前にお集まり
下さい(笑)。まだまだ先は長いですね。楽しく
やりましょう!ではつづきを


前回の2つの小節はマスターできましたでしょうか?
この部分は技術的な事より、2つのフェルマータを
どうとるかがポイントですよね。演奏はお客様との
コミュニケーションですから、冒頭のこの部分、
お客様(聴き手)を惹き付ける間がほしいものです。

【小節番号・3】
2小節めで見せた弱さを吹き飛ばすかのように
この小節から曲を進めていきます。3拍めは最初の音(ミ)
を弾いた後に、1の指(人差し指)を滑らせて次の音(ソ)を
出します。最初弾いた音のピッキングで二つめの音も
出す訳なんですが(ひとつのピッキングで二つの音)、
文章でわかりますでしょうか?
※ご不明な点はジジ音楽工房までメール下さい。
4拍めの最初の音(レ)は解放音より3弦で、また
次の音(♭ラ)を4弦でとると指の運びがきれいに
見えると思います。ただ音が潰れやすいので注意が
必要です。ここはまだmPです。

【小節番号・4】
最初の音(ソ)は3弦と4弦を同時にならします。
単音でもいいんですが、この方が二拍三連が
広がる感じがすると思うのですが、どうでしょうか。
ここはダウンピッキングで三連符を意識して弾きます。
その後出てくる3拍めからのリズムとの違いを
弾き分けて下さい。その3拍めからのリズムですが、
×を休符でとるなら…
ダウン・消音・アップ・ダウンのストロークで、
また×にノイズ音を入れるなら…
ダウン・弦止め・ダウン・ダウンのダウンオンリー
が良いかなと思っています。参考にして下さい。
ふわっとする三連符とノリのいいリズムが
交互に表れて、まだまだ走り出さないように動きを
制御しています。くれぐれも三連符も3拍めからも
「聴いてて同じじゃん!」と言われないように
注意して下さいね(苦笑)。

【小節番号・5・6】
こちらも4小節めと同様に弾いていきますか、その時に
音が広がるように意識して下さい。ずっと3弦は
解放音(ソ)です、下の音とのバランスをとりましょう。
6小節で一気に音を上げて7小節に向かいます。

つづく
posted by jiji_music at 21:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 奏法解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月03日

Inspiration3‐1

では解説のスタートです。解説はあくまで私の個人的な
考えなので、自由な演奏を制限するものではありません。
またコンクールでの審査には関係ありませんので
ご了解下さい。あくまで奏法や解釈の参考にして頂き、
作者もびっくりするような演奏を期待しています。

【小節番号・1】
まずテンポについてですが、数字表示にしなかったのは
奏者によってテンポが違っても良いと思ったからです。
とは言え、だいたい♪=108を目指して頂ければ
作曲したイメージに近づけます。まず4弦解放音(C)を
ピッキングしてそれを伸ばしたまま演奏を進めます。
スタカート部分はこの低音も合わせて切って下さい。
一拍めの16分音符は作曲テンポからすると
ダウンアップになり、二拍めからはダウンのみです。
学生さんがよくやる弾き方で、16分音符をダウン
アップし、同じテンポでありながら8分音符も
ダウンアップしていますが、これは曲の流れを
上手く伝える事ができないと思っています。
ヴァイオリン属が弓の動きに拘るように
マンドリン属もダウンアップの動きが大切です。
腕の振りによってまた違った演奏ができますので
研究してみて下さい。3拍めの4分音符はピッキング
ですが、音符の長さ分しっかり響かせて下さい。
スタカートが効果的になります。最後のフェルマータは
奏者とお客様(聴いている方)とのかけひきの間で、
奏者のセンスが見える所です。では何秒で?
これは演奏する場面によって違いますので
いろんなタイミング(長さ)で出来るようにしておくと
良いでしょう。聴いている方が集中していれば
ちょっと長めが私は好きです。コンクールでは
審査員の先生方が退屈しないような間でお願い
しますね(苦笑)。

【小節番号・2】
ここでの特徴はミュートになりますが、音量だけではなく
音質も変えて演奏して下さい。1小節と違うキャラを
出せれば成功だと思います。歌詞をつけるなら、
1小節めは「世界に羽ばたく!」とアンタッチャブルの
山崎さん風に!それに対して2小節めは栗原類さん風に
「そんなのできるかな?」と呟く感じで!
…変な解説はこのくらいにして(笑)、このミュート音
ですが、手の内側(手首に近い所)を弦に触れながら
ピッキングをします。つまったような響かない音が
出ると思います。弦に触る力は、音階がわかるように
調整します。また手首のみでピッキングすると
音質が安定します。3拍めからのスタカートも
この手首を弦に当てて消音すると良いでしょう。
また左手の消音でもいいと思います。あるいは両方でも…

こんな感じで最後の小節までいきますが、文章だけで
わかりますでしょうか?わからない点がありましたら
ジジ音楽工房までメール下さい。返事はあいかわらず
遅いですが、必ずお答えしますので遠慮なく
ご連絡下さい。ただしコンクールでの審査を
有利にできる回答にはならないのでご了承下さいね。

つづく
posted by jiji_music at 20:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 奏法解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月03日

Inspiration 2 (解説6)

更新が遅くなってしまいました。m(_ _)m

月曜日に腰を痛めてしまい今週は寝たきりの生活を
おくっておりました。もう大丈夫です!!はりきっていきます。


さていよいよエンディングに向けて速い所に入ります。
80小節めの最初の音はスローな所からの解決音で、低音リズムから
後半がスタートします。2拍めの裏は押さえを変えないと
ハーモニクスは出にくいと思います。この押さえは
フレットを変えて次々と出てきますのでしっかりゆっくり
練習しましょう。ハーモニクスの時には音を団子で弾くのではなく
流すように分散すると音がクリアになります。試してみて下さい。
ここは曲冒頭の「歩き出す」に対して「走り出す」イメージで
作りました。スタートダッシュで89小節めの頭をうまく決めて下さい。
70小節めのスライド(S)は1弦D(レ)2弦G(ソ)から滑らせるといいと
思います。94小節めからは前作を思い出すようなフレーズですね、
うまく流れにのっていきましょう〜。102小節めの4拍めスライドは
しっかり効かせて下さい。103小節めの最後の音は4弦でとり、
次のハイポジに備えます。105小節めはブレイク!3拍めから
始まる上昇音をしっかりきわださせて下さい。107と108で
リズムがまた安定してきたところに、突然109小節めが流れを壊します。
ブリッジ寄りで機械的な破壊音が欲しい所です。この部分は
ハーモニクスで夢のように消えていきます。111小節めの最後の
ハーモニクスはブリッジの後ろを押さえてのチョーキングになります。
この奏法が嫌な方は表面板の響きを腕で変えて音を揺らしても
面白いと思います。曲の最後でも(フェルマータ)出てきますが
こちらも左手で弦を押し上げるチョーキングでなくても、
同様な奏法でも結構です。

いかがでしたでしょうか?これでこの曲の解説を終わりますが、
ご不明な点がありましたら、ジジ音楽工房までメールを
下さい。宜しくお願い致します。

posted by jiji_music at 12:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 奏法解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月25日

Inspiration 2 (解説5)

シルバーウィークはたっぷりと練習できましたでしょうか(笑)。
では続きを始めさせて頂きます。

71小節めの3拍めまでピッキングになります。4拍めのテヌートは
トレモロです。72小節めからは5フレットセーハ、7フレットセーハ、
次の小節は9フレット、10フレットとセーハしながら(音を残しながら)
上がっていきます。75小節めの音符下向きはピッキングです。
76小節めのように上向きの場合は重音のトレモロになります。
(振り返って54小節めも同様)。

スローな部分の後半はなかなか曲になりにくい所です。
全体の構成とバランスを考えて演奏お願い致します。つづく…

posted by jiji_music at 23:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 奏法解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする