2005年05月31日

PromenadeT…(2)

 送って頂いた音源やコンサート会場で聴いた感想の第2弾です。今までの経験から@積極的な学生さんの演奏、そしてA伝統を持った社会人団体さんの演奏が大好きです。学生さんの演奏は若さ溢れる「青春の音」が聴こえてきて鳥肌がたちます。社会人団体さんの演奏は「そう来たかぁ」と聴きごたえ充分で楽しませて頂いております。

 さてもうかなり前の話なのですが、大阪のある大学から演奏会のテープを(時代を感じますね)送って頂きました。そのテープは学生とは思えないセンスの良さを感じました。@のメンバーがAの演奏をしているって感じです(笑)。とにかく「間」がいいのです。(間=時間の使い方)実は楽譜上では存在しない小節があることがあります。楽譜では「rit」と書いてあるだけなのですが…。その「rit」は感情を受け止めてある時は冷静になったり、ある時は感情を高めたりしています。当然この「rit」は次の指定テンポまたはア・テンポまで利いてきまので、場合によってはフェルマータに感じるかもしれません。その部分に私の気持ちが込められている事が多いのです。ほんとにうまく表現されていました。才能豊かな学生さんがいたものです。脱帽〜

 ちなみに私の作品集Tに収録されているPromenadeTも実は大阪の学生さんが演奏したものです。その勢いと情熱にお気に入りの演奏となっています。
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2005年05月26日

Promenade[ 「Phoenix」

今日は昨日の練習の時に楽譜に書いていたメモを公開したいと思います。メモですので今ひとつ情景が浮かんでこないかもしれませんが、想像してお楽しみ下さい(笑)。数字は小節番号です。楽譜を持っておられる方はご参考にして下さい。

プロムナード第8番「フェニックス」より

Sky…空
海を見下ろす岸壁からの空の風景。(1〜36)
そこから始まるひとつの運命の物語。(テーマ2〜5)

そんな岸壁での命(海鳥)の誕生。そしてストーリーは始まる。(37)
誕生のエピソード。(40〜43)

絶壁から巣立つ鳥たちの不安と勇気。(44〜54)
空への旅立ち。(54)
風にあおられながらも海原に向かって…(59〜62)(69〜72)
うまく風をつかまえて遠くへ…(67〜68)

少し羽を休め、自分の誕生を振り返る。(83〜86)
その回想シーンと運命のテーマがふたたび…(87〜92)
飛ぶことが自分の運命と逆風に向かって力強く飛び立っていく。(93〜107)

Sea…海
危険な海。(1〜43)
波がうねり、やがて嵐(試練)がやってくる。(44〜54)
その中で鳥たちはその嵐に耐えている。(68〜87)
飛ばされそうになりながらも力強く。(88〜95)

やがて嵐が過ぎ、休息がやってくる。(96〜115)
海の風景。(テーマ116〜141)
穏やかな海で羽を休め、少しの眠りにつく。(142〜150)

また嵐がやってくるが、成長した鳥は怖気づくことなく
海原へと天高く飛んでいく。(151〜203)
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2005年05月25日

宝来

 鈴木静一作品を演奏会でやった際に私はシナドラを担当した事があります。その際にそのシナドラに書いてあった言葉が「宝来」です。そのシナドラを叩いているうちにマンドリンとギターの二重奏「宝来」が出来ました(笑)。

 マンドリンはボトルネック奏法をギターはタッピング奏法を使った攻撃的な曲で、視覚的にも楽しい曲です。この曲を演奏する時には「飛び道具を使わせて頂きます」と言ってました。懐かしい思い出です。そんな演奏を見てお客様は「中国雑技団のようだ」と言ってました(笑)。こんなおバカな曲は他にはないと思いますねぇ〜
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2005年05月22日

PromenadeT…(1)

 この曲を作った際のエピソードについてはいろんな所で話をしていますので、今回はこの曲が演奏された時の感想を書きたいと思います。まず「ちょっと待った!」のランキング第一位です(苦笑)。

 恥ずかしい話ですが母校の演奏です。記念演奏会ということでOBの私も奏者として参加しています。私は演奏が少しでも良くなるようにいろんな事を後輩たちに話しました。ただ後輩なので厳しい言い方だったのかもしれません。そんな事で現役生から反発があったのでしょうか、私が練習に参加している時だけ私の指示通りの曲づくりをしていたものの、現役生のみの練習の時には曲想が違っていたのです。つまり表と裏バージョン。後から聞くと「本番では好きなようにやってやる」という意見と、「作曲者の意図する演奏をしたい」という意見に分かれ最後の最後までひとつになっていなかったようです。そして本番・・・私たちOBは知らされることなく、裏バージョンの指揮で驚くのでした。演奏が終わって理由を聞きにいこうとするのですが、かたづけが終わらないうちにもう指揮者は会場から逃げていました。その後OBには打ち上げの場所を教えられることなく、その場で解散となりました。OBだけの打ち上げで「彼は二度とマンドリンができないだろう」と話をしましたが、こんな結末では私は納得がいきません。どうして「こう演奏したい」という意見を言ってくれなかったのか?私も現役時代は好きなようにやらせてもらったので、その思いを伝えてもらっていたら「ダメ」とは言わなかったと思うのです。「必要なのは楽譜、作者や曲の背景は邪魔なもの」そのように彼の態度は見えました。音楽って何だろう…とても悲しい思い出です。

posted by jiji_music at 18:19| Comment(3) | TrackBack(0) | 曲紹介(裏話) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月21日

演奏を聴いて…

 私の作品を演奏して頂き、CDを送って頂くことがあります。「ご感想を」と言われるのですが、なかなか感想が書けずにおります。この場でお詫び申し上げます。感想を書かないのは忙しいとか、気を悪くしているという訳無ではなく、「良かったです」としか言えないからです。つまりいい演奏なんですよ〜(言い訳っぽいかな?)。まあ、うまくいった演奏だから送って頂いているので当たり前なんですけどね。また私が細かく感想を言う場合は、実は「それはないだろう〜」と思っています(笑)。演奏前ならアドバイスもできますし、演奏会前に聴かせて頂きたかったというのが本音です。そんな訳で「すごく感動した演奏」と「ちょっと待った!という演奏」を紹介したいと思います。

つづく・・・
posted by jiji_music at 17:08| Comment(2) | TrackBack(0) | 曲紹介(裏話) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月16日

海風

umi
 今日は気分を変えて海でランチでした。「おにぎり」なんですけど…、よく考えたら久しぶりの海です。海は元気が出ますね。病気の事など忘れて楽しんでしまいました。

 海に行く途中、近くのコンビニに寄ったのですが、子供たち・家族・サーファーと大賑わいでした。なんか夏休みのような気分になりました。海では泳いでいる人もいたし。

 写真はおにぎりを食べた所で撮ったものです。後の太平洋が見えますでしょうか?頭に被っているのはお茶についていた手ぬぐいです。あまりの暑さに被っちゃいました(笑)。

 さて今回は、瀬戸内海を描いた曲「海風」を紹介します。アコボ用にマンドリンとギターの二重奏にしてあります。でも演奏した事がありません。G社から依頼があった際に出版用に作っていたのですが…。昨日弾いてみるとやっぱりボツ作品です。ちょっと暗いですね(苦笑)。

 やはり私は南国の海が好きです。瀬戸内海の皆さん、ごめんなさい。
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2005年05月13日

タカラヅカ

 宝塚ブルーグラスフェスティバルに参加した時に作った曲です。このステージでの思い出を歌詞にしてありますが、残念ながら思い出せません。楽譜を探してみたのですが、出できません。ブルーグラスでよく聴くパターンをパロったような曲だったと思います。

♪メロディーだけが頭に再生されます。楽しい思い出です・・・(回想)
 
 バンド(ブルーメサ)のみんなと一台の車に乗り込み、兵庫へ…。会場に到着するとマンドリンやギター、バンジョーの音が聴こえてきます。ワクワクしましたねぇ〜。同じマンドリン音楽でもまったく違う世界で全てが刺激的でした。他のバンドの皆さんはキャンプをして夜遅くまでセッションをされています。すごい!楽譜も見ずにバリバリ弾いてます。「楽譜は見ないのですか?」とおバカな質問に「楽譜が読めるんですか?」と聞かれました。耳から聴いて指から出てくる音なんですね。なのでフレーズを聴けばその方の好きな音楽が見えてくるんです。

 私達はマンドリン合奏の世界から見ればポピュラーバンドだったかもしれませんが、この会場ではクラシックスタイルに見られていました。中途半端な音楽をやっていたんですよね。でもこの経験がまた新しい音楽を生み出すエネルギーになりました。数年後に岡山であったブルーグラスフェティバルに今度はアコボで参加しました。この時もまたまた刺激を受けました。

 世の中には私がまだ経験したことのない音楽がたくさんあり、その音楽に熱中していらっしゃる方がいらっしゃいます。ひとつひとつ熱中する理由を理解していけば自分の音楽にもプラスになると思っています。こうして訳のわからないCDが増えていくのですね(^^;。なかなか難しいものですね。
posted by jiji_music at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 曲紹介(裏話) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月09日

GMオフの為の序奏

こんなタイトルの曲が出てきました〜
もう何年前でしょうか?パソコン通信が流行っていた頃の作品です。
全国のマンドリン情報を知ることができるので、私もこのパソコン
通信のマンドリンパティオに参加させて頂いておりました。

そんな中、オフ会企画が持ち上がりました。
これがGM(マンドリンとギター)オフで、たくさんの音楽家の方とお会い
する事ができました。今もこの繋がりでお付き合いをさせてもらっています。

私は当時組んでいたマンドリンバンド・ブルーメサで参加させて頂きました。
そのステージのオープニングで演奏したのがこの曲です。

演奏が終わって、初披露にも関わらず
「まず一曲目は皆様ご存知の曲『GMオフの為の序奏』です!」
と、訳のわからないMCでスタートしたのを覚えています。
少しウケたような気がしました(笑)…このオフ会はほんと楽しかったです。

この日初演だった私の作品がもうひとつ。
マンドロンチェロ独奏曲「Inspiration」でした。
posted by jiji_music at 18:35| Comment(3) | TrackBack(0) | 曲紹介(裏話) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする