2005年04月29日

Spring Overture

マンドリンとギターの二重奏です。
ゴールデンウィークに広島で行われる「フラワーフェスティバル」での
ステージが初演奏だったような気がします。ちょうどこの時期ですね。
このライブは大変でした。なんせ、目の前ではパレードが行われており、
しかも野外です。でもテレビ局の仕事だったのでマンドリンメジャー化の
チャンスだと思って頑張りました…(笑)。

最初に書いた楽譜には「春の訪れ」と書いてあります。春になって芽が出て
くる様子を表そうとしたものだと思います。曲の始まりはちょっとクラシック
ぽいフレーズ、そして中間に爽やかな(?)変拍子が登場します。
演奏していて気持ちいいです(自画自賛かよ(^^;)。

この曲もいつか公表できればいいなぁと思っています。
こうして曲紹介を書いていくと、アコボは勢いがあったなぁ〜と感じます。

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2005年04月28日

空色ペンギン

 …こんなペンギンはいないと思います(笑)。

青空の下で動き回るペンギンを見てこんなタイトルを付けました。
ペンギンは空を見上げて手をパタパタしていました。飛べると
思っているのでしょうか?(う〜ん)
※私の感想はこの曲のスコアに書いてあります。

この曲はある大学の定期演奏会の為に作ったマンドリン合奏曲です。
残念ながらこのクラブは6年前に廃部となってしまいました。
当時そんな廃部の危機の中(7年前)、マンドリン音楽に情熱を
傾けて頑張った部員たちから委嘱された曲です。

この曲が演奏された定演は私にとっても思い出のコンサートです。
自分も学生時代にかえっていたのかもしれません。
感動のコンサートになりました。
そのコンサートの打ち上げにちょっとした出来事が…。

打ち上げ後に電車で帰る私をみんなで見送りに来てくれたのですが、
部長さんが「電車が出発してから見て下さい」と空色のペンギンの
ぬいぐるみ(笑)と手紙を渡されました。

まもなく電車が出発。

いつまでも手を振っている学生たちの姿がだんだん小さくなり、
見えなくなった頃に私は約束どおり手紙を開けました。

「……。」

他のお客さんがいるのにもかかわらず、私は涙を流してしまいました。
最後まで情熱いっぱいの学生たちでした。
若いっていい!青春だ!(意味不明(^^;)

それから学生たちの為に何かしてあげたいと思うようになったのです。
当時のみんな!もしここを見ていたら声をかけて下さいね。
クラブ復活させようよ!

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2005年04月26日

笑う白フクロウ

 白フクロウを見られたことがありますでしょうか?
見た瞬間、こちらまで笑わされてしまいます。
なぜか笑い顔なんですよ(笑)。
動物園に行かれた際はぜひご対面下さい。

 この曲は全パートがハーモニクスのみで演奏するマンドリン
合奏曲です。人工ハーモニクスや音の出しにくいフレットの音は
使わず、12フレットのハーモニクス音だけを使用して作りました。
マンドリンからベースまで開放弦の音をパズルのように並べ変えて
いきます。(参考までに…実際に出る音は開放弦の1オクターブ上です)
作っていて楽しかったです。作っている時の私の顔は白フクロウのように
なっていたかもしれませんね(苦笑)。

 さてこうして出来たメロディー。それだけではつまらないのでさらに音を
加えてハーモニーにしました。その結果、バランスがとれなくなりメロディー
が隠れてしまいました。でもこの事がこの曲を演奏する上で楽しんで頂ける
所かもしれません。どの音をメロディーとするかで曲の色が変わってきます。
奏者の方にもパズルを解くような楽しみ方をして頂ければと思っています。

 はたして最初に作った私のメロディーとは?
 演奏によってお答え下さい(笑)。

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2005年04月22日

ももいろペリカン

マンドリンとギター(DADGBD)の二重奏。

 先日紹介させて頂いた曲もそうでしたが、二重奏から合奏曲へ
アレンジしたものが結構あります。とくに前奏曲シリーズは多く、
潮騒・悲しみのむこうに・南風・白い風景などがそうです。
原曲の二重奏を聴いて頂いた方からの委嘱によって合奏曲になったもの、
「合奏曲になっていないのですか?」との問い合わせにお応えしたもの、
誕生の理由は色々ありますが、どれもワンパターンのアレンジになって
しまっているようです(苦笑)。
そこで最近考えているのはオーケストレーションを他の方にお願いする
というコラボレーション…そう合作です。これで私も合奏曲の作曲から
解放させて頂けるかも?いやいやそんな横着な理由じゃありませんが(汗)。
この件はまたご案内します。

 さて、曲の裏話に戻ります。以前、学生さんから「ももいろペリカンのジジさん」
と言われた事があります(笑)。ちょっとショックでした。他にも曲を書いている
のになんでペリカンやねん!(なぜか関西弁)とは言えず、タッタラターの
ジジさんよりもましだし…。でも色々と話を聞いているとかなりお気に入りの
ご様子で、まあ「ももいろジジー」でもいいかと思いました(自爆)。

 山口に「ももいろペリカン」で有名な公園があるのですが、ここのペリカンは
自由に飛ぶことができるので、好きな所へ遊びに行っていたようです(当時の話)。
特に幼稚園がお気に入りみたいで地元のニュースになっていました。
それに比べ同じ山口にある私が行った動物園のももいろペリカンはオリの中。
狭いオリの中では飛ぶこともできず、二匹くっついて動きもしません。
もう大空を飛ぶのをあきらめてしまったのでしょうか。その姿を見た時にこの曲が
生まれました。

つづく
posted by jiji_music at 19:54| Comment(1) | TrackBack(0) | 曲紹介(裏話) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月21日

かなわぬ夢

 今週は楽譜庫をひっくりかえして手に取ったものを紹介しています。
自分で作っていながら正体不明の曲もあり、ついつい楽器を手に
ノスタルジーに浸ってしまいます。(笑)

 マンドリンとギター(DADF#BD)の二重奏。作曲年数は不明。
アコボのレパートリーですので10年ぐらい前に作った曲でしょう。
確かこのタイトルには意味があったと思います。相棒の為に作った
ので、相棒ならきっと知っているかも知れません…?

(ここで楽譜を入れたダンボールをあさりに行く)

 マンドリンの楽譜を出版されている某会社へ送った原稿が出て
きました〜。曲紹介にこんな事を書いています。

***************************
「夢は信じれば叶う」と言いますが、世の中にはどうしても叶わない
夢もあります。そんな夢に思い悩む友人K君の為に作った曲です。
人は常に夢を持ち続けます。あなたなりの夢をアドリブによって
表現してみて下さい。
***************************

 HPの曲紹介にも書いていましたが、よくわからないですね(苦笑)
それから…アドリブって?

 そう言えばマンドリンパートは2回目の繰り返しを独特な間で演奏
していました。録音が手元にないので確かではありませんが。
中間部分にカラーチェさんが弾いたらこうなっちゃうだろうなという
マンドリンのソロがあります。また音符の上に「Slow…残念そうに」
と書いてあり、ちょっと笑ってしまいました。

 この辺で相棒を紹介しておかないといけないかなぁ〜(笑)。
posted by jiji_music at 18:50| Comment(1) | TrackBack(0) | 曲紹介(裏話) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月20日

悲しみのむこうに

 1996年に作ったマンドリンとギターの二重奏です。
この曲が後半に出てくる同タイトルの前奏曲があります。
(ギター:DADF#BD)スローな曲で個人的に悲しくなります。それは…

 亡くなった先輩の為に作った曲だからです。先輩は私に藤掛先生の作品を
いろいろと紹介してくれました。好きだったのでしょうね。もちろん私もすぐに
好きになり、「セレナーデNo.4」を学生最後の中国ブロック演奏会大合同
(中国地方の全大学が参加してのステージ)で演奏させて頂きました。
それから私は社会人となり、今度は先輩の指揮でまた「セレナーデNo.4」を
弾かせて頂きました。残念ながら先輩とはこれが最後でした。
そんな訳で、曲は少し藤掛先生の曲に似ているかもしれません(苦笑)。
合奏曲バージョンをご家族の方に贈ったのですが、かえってきた言葉に
悲しみの深さを実感しました。でも悲しみのむこうに行かなければ…

    1992年 第2前奏曲「新たな出発は希望へと」 
          広島市民マンドリンクラブ初演
           ↓ 
(改作)1996年 前奏曲第2番「悲しみのむこうに」
          広島文教女子大学マンドリンクラブ初演

 この曲にはまだまだ隠されたエピソードがあります。でも話すのが
怖いので今日はこの辺でやめておきます。

posted by jiji_music at 23:26| Comment(1) | TrackBack(0) | 曲紹介(裏話) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月19日

So Long

「さよなら」

幸せの時間を終わらせたくない。
でも最後に言わなければならない言葉。

マンドリン仲間と語り合う時間。
ライブで最後の曲を演奏している時の気持ち。
必ず「さよなら」はやってきます。
だから大切にしたいと思っています。

So Long

10年ぐらい前に作ったマンドリンとギターの二重奏です。
「風の大地」を演奏する際に、ギターのチューニングを
変えなくても弾ける曲がほしいと思い作りました。
(ギターチューニング:EACDAE)
当初は曲のタイトルを「心の扉」と付けていました。
曲の最後でノックをするんです(笑)。
聴いている方の心の扉を開けたいと思っていたのですが…
ダサ〜ッ(笑)
でもこのタイトルが他にある事を知りボツにしました。
当時、曲のタイトルを付けるのにほんと苦労していました。
今でもそうですけどね。

ぜひ聴いて頂きたい曲のひとつです。
posted by jiji_music at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 曲紹介(裏話) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月18日

ギター二重奏曲「星の夜」

 作曲年は不明ですが、アコボ(アコーステック・ボーイズ)
の活動の中で作った曲なので7〜8年前の作品だと思います。
1st-Guitarの楽譜に「or Mandolin」と書いてあるのを見て
いくつか思い出しました!相棒がギターを買ったのを記念して
作ったのでした。しかし相棒は当時ギターが弾けませんでした
ので、マンドリンでも演奏可能な楽譜にしていたのです。
残念ながらアコボも公式な場では演奏していませんので、
録音などは残っていません。いつものバターン…Emaj7から
始まるスローテンポな曲です。

 さてこの曲のタイトルですが、どうしてこんなタイトルにした
のか思い出せません。ただ静かな曲を書きたかっただけのような
気がします。毎回タイトルをつけるのは苦労していましたので
「星」と「夜」、静かな曲のつきそうな言葉をくっつけただけで
しょうね(笑)。

 当時アコボのライブは30分ぐらいのステージが多かった
ように思います。そんな中でちょっと変わった編成もしてみたい
と思いギター二重奏を考えたのだと思います。アコボって二重奏
でありながら4〜5人で演奏をしているように聴こえるのが目標
でした。独奏曲のようなマンドリンの楽譜、タッピングなどの
奏法を取り入れたギター譜、そして演奏しながらツリーチャイム
なども鳴らしていました。

 今回はついつい昔話になってしまいました(苦笑)。

posted by jiji_music at 20:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 曲紹介(裏話) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月17日

チボリの夢

長い間中断していましたが、このブログのメインコンテンツ
「曲の裏話」に戻りたいと思います。今週はHPでは公開して
いない作品について話してみたいと思います。

マンドリン・ギター2重奏曲
「チボリの夢」


1998年、現代ギター社さんのコンサート会場で行われたオフ会に
参加させて頂いた時に作ったものです。その時の演奏は、ギターが私
そしてマンドリンは関東でご活躍されているマンドリニストSさん
にお願い致しました。曲のタイトルは岡山県倉敷にある遊園地
「チボリ公園」でのシーンからイメージしてつけました。
チボリ公園はアンデルセン童話をテーマとしたテーマパークです)

 曲はライトアップされたメリーゴーランドがぐるぐるとまわる
シーンを表現したつもりです。歓声を聞きながら私も一時の幸せを
感じていました。遊園地が大好きなんです。…がディズニーランド
へはまだ行った事がありません(苦笑)。

 さてこの曲、ギターはE♭・A♭・C・E♭・B♭・Cの
チューニングで2カポの指定をしています。このチューニングは
アコギの世界で使われるオープンチューニングで、独特なハーモニーを
出すことができます。しかし、オープンチューニングがタブーな
マンドリンの世界、このチューニングではこの一曲以来作っていません。

 この曲を演奏した後にSさんが「夢が叶いました」とおっしゃいました。
そうなんです、この後にご結婚され幸せになられました。
めでたし、めでたし

posted by jiji_music at 22:05| Comment(7) | TrackBack(0) | 曲紹介(裏話) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月02日

Cafe Ciel

 ちょっと無理をしたせいか、数日前より痛みが出て少しお休みをさせて頂きました。パソコンは文字や音符を150%の大きさにしてやっているのですが、やはり疲れるみたいです。そう言えば手術しなければならなくなった数日前は、教え子から依頼のあった編曲を大至急の為に無理してやっていました。やはり無理はよくありません、皆様もお気をつけ下さい。

 さて今日は私のマンドリン独奏曲の裏話をさせて頂きます。

「Cafe Ciel」
 この曲はライブでお世話になったお店へのプレゼントとして(曲紹介はCDなどに書いていますので、そちらをご覧下さい)作りましたので、作曲の際は…

@お店のイメージを出すこと
Aマンドリンらしい曲にすること
B1ページで収まること(額に収まるような曲の長さ)

 とくにBは重要でした(笑)。しかしその後に「どんな曲か聴きたい」とのご要望があり、コンサートでも演奏できるような長さに再構成しました。そしてCDへの録音となるのですが、曲が完成してから録音までの時間がなかった事で、録音時にいろんな問題が発生し大変苦労しました。たとえば楽器を叩く音が生と録音では変わることや、クーレ奏法の部分などなど…。作曲者の立場と奏者の立場では考え方が違うのですよね。楽器を叩く部分ではピックを使わずに小指の爪をピックガードに当てて音を出しました。テンポが速くなるところでは楽譜をよく見ていなかったので、ダウン・アップ・アップを勘違いしてダウン・ダウン・アップで演奏、他の奏者が非常に柔らかく優しい音を出しているのを聴いて自分の間違いに気付きました(苦笑)。自作自演はなかなかうまくいきませんね。
posted by jiji_music at 12:24| Comment(2) | TrackBack(0) | 曲紹介(裏話) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする